「大江戸めん祭り2005」をゆく
大江戸めん祭り2005なるイベントが開催されていることを東京出張中に知った
何でも、日本選りすぐりの蕎麦が一堂に会しその腕を競うのだという
これは行かずばなるまい
梅雨の中休み、蒸し暑い中を急ぎ廻った汗と満腹感の自虐的蕎麦食いの記録
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会期は土曜日〜火曜日の4日間 本日は最終の火曜日だ 時間は13時を少し回ったところ 入口には人はほとんどおらず、スムースに会場内へと流れている 入場の料金500円を受付で支払い、「一般」の赤いIDカードを首からぶら下げて、いざ会場へ突入! さて、男としては食の細い部類のオレが何枚(何杯)食えるか、マゾヒステック的チャレンジスタート! |
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入場すると、いきなり試食コーナーだ 土日は大盛況で入場制限もでたらしいが、今日は最終日のウィークデーということもあり、さほどの混雑もないようだ |
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試食会場中央部にはテーブルが設えられており、お目当ての店で購入した蕎麦を食べられるようになっている 混雑はしていないがほぼ満席状態 今日でこの通りだから、土日はどうやって食べたんだろうか? ビッグサイトらしく、他のイベント会場のコンパニオンも食べに来ている システムは、会場入口で食券(100円券)を必要枚数だけ購入し、お店で必要枚数だけ出し、引き換えるというもの |
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入口右手すぐに「江戸流手打ち蕎麦の会」のコーナーがある 大好きな江戸そば まずは順当にここから攻めなければなるまい 行列は5人あまり それよりも、行列の先の人だかりが気になる 後で見に行くとそこで、蕎麦打ちをやっていた まさに、打ちたて、茹でたてを食べさせるという粋な趣向だ |
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メニューはもりそばのみ もちろん望むところ 茹で上がったばかりの蕎麦を水で締めざるへ盛ってくれる 薬味はお好みで 江戸流に薬味は無粋だね でも、一応とってみました 流石に江戸蕎麦だけあって量は少ない オレの前に並んでいたオヤジは2枚注文していたが、それくらいは必要かも ただし、今日は色々な蕎麦を食べることが目的なのでこれくらいで丁度良いかも |
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辛汁に少しだけつけて、ずぞぞぞぞー いやーっ、おいしゅうございました 1枚クリアー、この量ならまだまだ余裕だね |
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その隣は、新潟県のブース いわずと知れた「へぎそば」だ 最も長い行列ができていたのはここだった(といっても15人程度だったが) へぎそばといえば大好きな路麺店「がんぎ」 実は、へぎそばはがんぎ以外食べたことありません 本物のへぎそばってのはいかなるものかしっかりと楽しませていただきましょう |
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げっ!なんじゃそりゃーっ なんと、真空パックじゃありませんか 隣じゃ職人さんが汗流して打ってるってのに、作り置きならまだしも、工場生産品とはなんたることだ |
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せいろそば 布海苔でやや緑がかっている 見ただけでは、がんぎのそばとの違いがよく分からない それよりも、水切りが少しあまいんじゃないかな |
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啜り込む時の滑らかさ、すーっと入っていくのど越しのよさ まさにへぎそばですなー なんか、がんぎの美味さを再確認したって感じです 是非、打ちたてを食べてみたいものだとつくづく思いました 2枚目クリアー この時点で、程よい感じが胃に漂い始めました |
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3件目は信州石挽きそば 売りは「葉わさびそば」だったようだが、13時過ぎなのにすでに売り切れ 残念だが、もりを注文 |
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ここも手打ちをやっている 目にも止まらぬ手際のよさ!っていうか、シャッタースピードが遅いせいなんですが・・・ |
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げっ!なんじゃこりゃー なんと、このようなプラスチック製の容器で供しやがりました 江戸そば、へぎそばがそれなりの器だったので興ざめ 田舎の蕎麦屋で、プラスチック製の蒸篭や猪口を使ってる店があるが、それだけで味が半分くらい割り引かれてしまう なんかいやな予感がするなー |
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やっぱり・・・ 人間、目で食べるんですねー 確かに美味しいんだけど、チープな感じが漂うんですよね 江戸蕎麦に比べると太さも不ぞろいで仕事の質がちょっとと思ってしまうし そうそう、江戸蕎麦ではテーブル席に蕎麦湯を用意してくれていました お腹いっぱいになると困るんで少しだけいただきましたが、それ以外のお店では蕎麦湯サービスはないようです 残念 3杯目クリアー この時点で、満腹 ギブアップ宣言寸前です ちょっと腹ごなしに会場を見て回ることにします |
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沖縄そば 行列はなかったが、けっこう多くの人が発泡スチロール製の丼で食べてるのを見かけました |
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越前そば 「かめや」の感動を再びといきたかったが、お腹いっぱい |
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ここでも蕎麦打ちをやっていました |
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もりそば 富山県 利賀そば「蕎麦の会」 食ったことない五箇山の蕎麦 どんな風味・味なのか興味津々 五箇山の豆腐のように縄で縛って持ち上げられるのだろうか?? |
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手打ちは当たり前です どのコーナーでも、打ち場は人だかりができていました 手際のいい仕事を見ると気持ち良いですなー |
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千葉 花月庵みのしま 自家栽培のそばが自慢のようです |
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おー、ここまで来ても挽きたてにこだわりますか いかなる場合にあっても「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」3たてにこだわる職人気質 是非、食ってみたいです が、まだお腹いっぱい ちょっと会場回ってまたきます |
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秋田県代表 稲庭うどん うどんを代表しての出展のようです オレが好きな欧風料理屋で、わがままをお願いするとデザートの代わりに稲庭うどんを出してくれるんだけどそれがむっちゃうまい それと比べたかったけどなんせお腹いっぱい パスさせていただきました |
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静岡 茶そば 変わり蕎麦は個人的にはあまり好きではないんだけど、お茶の本場静岡ともなればまた一味違うんだろうなー |
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もちろん蕎麦打ちやっています |
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高遠そば 福島県 磐梯そば道場 友人の奥さんが若松出身で毎年、蕎麦送ってくれるんだけどこれがうまい それ以上の味が期待できるんだろうな あー、もう一つ胃袋がほしい |
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道場ですからもちろん手打ちやってます |
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広場(?)に目を移すと、蕎麦打ち体験が始まっていました 10人くらいの人が、職人さんに教わりいながら一生懸命こねています しかし、腰の入り方でプロかどうかはすぐに分かりますねー ゴルフ、野球、etc.まさにスポーツと同じです |
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会場で、異彩を放つブースを発見 その名も「大江戸庵」 他の店が屋台風なのに、ここだけは店構えをしています |
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暖簾の前にはこの立て札 「当店では、文献に基づき江戸中期の「そば」を再現しております。」 ふぉふぉーっ 蕎麦の草創期を再現とはそそりますなー これを食わずんば蕎麦好きにあらずと、勝手な思い込みが脳味噌を占領し始めました これまで見てきたブースにも食べたいもの多かったんだけどなー |
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大江戸庵店内 やっぱり入ってしまいました 店内にはテーブル、小上がりが用意されています 蕎麦屋の憩いを演出するためか、席の間には適当な間隔が設けられています 通されたのは、4人掛けのテーブル 1人,2人で待ってる人もいたのですが、相席にはしませんでした 蕎麦屋を楽しむにはこれですな |
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まずはお酒 っていうか、注文を聞きに来たおねーさんに乗せられた感じで注文してしまいました 決して強い願望の元での出来事ではありません なんせ、この後また仕事ですから まー、1合くらいなら構わないでしょう 肴には、焼き味噌と板わさがあったようです 蕎麦ができるまでのひと時を会場の喧騒とは少し違う感じでまったりと「ちびり」 |
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お酒を楽しんでいると出てきました 蒸しそばと蒸篭そばのセット |
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初対面の蒸しそば 見た感じでは少し瑞々しさが足りないかなというイメージ 湯気が立ち上っています |
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食感は、蕎麦掻に近くもっちりとしている 蒸したせいか麺がくっついて1本持ち上げようとしても全部がくっついてくる |
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蒸篭 ちょっと太めですが見た目は、現代蕎麦と同じです |
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いい艶ですねー 味も現代の蕎麦と同じでした、多分・・・ すでに味覚中枢が麻痺しています |
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薬味は、すだちとおろししょうが 半分は薬味なし、残りにそれぞれを入れてみる なじみが薄いせいか違和感が大きかったです どちかっていうとうどんの薬味だもんね |
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完食しました この段階で、鼻から麺が出そうなくらいやられています もう無理です ほっぺたを札束で叩かれようが、これ以上進めません 本日食した5枚のうちであえてNo.1を選ぶとすれば「江戸流手打ちそばの会」江戸そばです ただし、お腹が空いている時に食べたことは大きなアドバンテージとなっていることを申し添えます |
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お腹をかかえつつ歩いていると妙な看板を見つけた え!撮影しちゃだめだったんですか すでにがっつんがっつん撮っちゃったんですけど・・・ デジカメだからフィルム没収ってことはないだろうし あ。全削除にされてしまうんだ と思うまもなく、右手のステージで落語をやってるのを発見 フラッシュ焚いたら迷惑だもんね |
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会場を出ると、抽選会をやっていた 入場料と引き換えにもらった赤いIDカードで1回福引のくるくるを回せる 1等 シンガポール旅行 2等 蕎麦食事券5000円 3等 蕎麦食事券1000円 周りでは、2等3等がでまくり 最終日においしいのは残してあるってのが常道だ これは、さいごのさいごにごちそうをいただくことになるって段取りか? |
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はい。 しっかりとティッシュいただきました まったくもって、お腹いっぱいです いやー、蕎麦ってほんとにいいもんですねー |
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