2003.11.6〜13上海に行ってきました
残念ながら、もちろん仕事での出張なので観光はナシ
忙しい合間を縫って撮影した上海の様子を紹介します
2003.11.06
成田を発ち上海へ。約3時間のフライト。近いもんだね。
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上海到着後、直ちにビール。 中国ではとてもポピュラーな「青島ビール」をチョイス。 滞在中はお世話になった。 |
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ステイオンタブに慣れているので、プルトップは懐かしいと同時に驚いた。 滞在するにつれ分かったが、中国の人はごみに対する意識が低く気にしないんだ。 |
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上海から当初の目的地である寧波までは国内線を利用して移動。 決して乗りたくなかった「中国東方航空」に搭乗。 たった30分のフライトで、水平飛行に移ることなく降下する。 CAのアナウンスは国内線にもかかわらず中国語と英語! PETボトル入りミネラルウォーターが配られた。 帰りの便ではチョイスできる飲み物(コーヒーを頼んだが、吐き出したくなるくらい砂糖が既に入っている)とビーフジャーキー(カタカナ表記あり)、ビスケットが配られた。 飛行機は危ないがサービスは良いみたい。 |
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ホテルにて人民元に両替。 なんとも中国らしいお札に微笑む。 1元は約14円。 |
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中国初めての食事は、寧波市街地にある地元子の利用するレストランで。 日本のファミレスって感じのお店。 周りにはアブナそうな人がうようよ・・・。 とっとと店に駆け込む。 |
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ショーケースに並ぶ料理の多さにまずびっくり。 写真はごく一部で、この20〜30倍はあった。 |
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ウエイトレスが客に1人づつつき、見本を見ながらオーダーする。 写真は地元の人。 |
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とにかく種類をいっぱいを頼んだ。 で、初めて食ったのがこれ「アヒルの舌」 こわごわ食べたけど結構旨かった。 めずらしいので注文したが、この後、何度も食べることとなった。 ポピュラーな食材なんだね・・・。 |
2003.11.07
寧波から車で約1時間のところにある余姚へ。
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7〜8日の2日間、通訳をお願いした李さん。 今年大学を卒業したばかりで、日本語は2年間学んだだけらしい。 お世辞にも日本語が上手とは言えず、度々悩まされた…。 可愛らしいから許したけどね。 |
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歩いていると人だかりを発見。 座り込んだオヤジの前にあるタライには亀が何匹もいる。 食料らしい。 スッポンならまだしも、普通の亀を食べるとは。 さすが中国! |
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中国版バイク急便! 都市部では見かけなかったが、郊外では度々お目にかかった。 後部には重量物を載せるみたいで、あまりスピードは出ていなかった。 バイク急便というより近郊専用の赤帽かな。 |
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インフラ整備は進んでいる。 都市部の道路網は東京より優れているかもしれない。 郊外にも高速道路が延びており不自由しない。 ただし、郊外の高速道路には建設資材やあらゆる物資を載せた大型トラックが多く、まさに経済成長を続ける中国を垣間見ることができる。 しかし、積載量は半端ではなく2倍3倍はあたりまえ!の世界。 そのせいで、新しい道路もかなり傷んでいる。 高速道路のいたるところに掃除のおじさん・おばさんがおり、ごみを拾っている。 危険な作業だが、ごみをその辺に捨てるのが当たり前の中国にあってはこれしか手段がないのだろう…。 |
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本日お世話になった人たちとホテルのロビーにて記念撮影。 向かって右端がオレ。 |
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思ったより早く終わったので李さんにお願いして、ホテルから車で10分程度のある観光地「天一園」へ。 |
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事前調査などしてなかったので、どういう謂れのある場所か分からなかった。 李さんも初めてらしい。 なんでも、本を集めた偉人(?)の住居などがあるらしい。 |
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園内は広く、偉人の紹介だけではなく古い建物や立派な(中国らしい)庭園もある。 時間が遅かったせいもあり入園者も少ない。 ゆったりとした時間の流れを暫し楽しむ。 |
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ある建物に入るとなんと麻雀牌を多数展示してあった。 竹や骨でできた古いものからプラスチック品まで種々多彩。 |
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建物外の踏み石も牌のデザイン。 |
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建物の前には中国人・英国人(多分)・日本人が卓を交えているオブジェが。 1席あいており記念撮影するものだろう。 おもいきり観光客をきどり、ポーズ。 帰国後、NHK BS2をみていると、中国で競技麻雀を広めようとする団体のドキュメンタリー番組をやっており、なんとここが紹介されていた! |
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街の様子 |
2003.11.08
今日も波寧から余姚で仕事を終え上海に移動。
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チェックアウト直前に気づいた。 「のめみず」はなんと強気な! 宿泊した寧波中信国際大酒店は☆☆☆☆☆ホテルなのに…。 |
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偶然ファッションショーに遭遇。 |
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みんなスタイルいい。 ファッションも数年前の中国からは想像できない。 そういえば、街のポスターも結構過激なものを見かけた。 堪能した後、空港へ。 |
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6日間(5泊)滞在した上海揚子江万国大酒店。 寧波中信国際大酒店と同じ☆☆☆☆☆だが、格段にこっちのほうが良い。 快適な滞在ができた。 |
2003.11.09
上海
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有名な「南京東路」。 観光ではなく、この通りに面したビルにオフィスを構える会社を訪問。 散策など望むべくもなく、一瞬通りを眺めただけ。 |
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通りにはこんなのが走っている。 路面電車というよりは、遊園地で見かける移動用の乗り物って感じ。 上海ではKFCを多く見かけた。 もともと中国人は牛肉を食べる習慣はあまりないらしい。 だから、ハンバーガーよりフライドチキンなんだろう。 |
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フードスタンドに群がる人々。 どこの店も人でいっぱいだ。 |
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写真はないが、昼飯は三越そばのデパートにある中華料理店で。 熱々のフカヒレスープにご飯を入れて食べる料理を食した。 むちゃくちゃ美味かった!今回の出張で食った中でNo.1かな。 夜飯は、オールド上海を残すストリートにある「席家花園」。 お客は、中国人よりも西欧人が多かった。 みんな品のよさそうな人ばかりで、いかにも高級という感じ。 |
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いよいよ「上海蟹」とご対面! 生きたものを持ってきて、その中から欲しいものをチョイスし、茹でてくれる。 |
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見よ!このうまそうな姿!!! |
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残骸・・・。 2杯も食っちまった。 いやー、うまかったーーーーーーーーーー。 |
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一緒に食事した訪問した会社の武漢支店長(左)と上海支店長(右)。 上海支店長はシンガポールとのハーフで、英語も達者。 武漢支店長は中国語しかしゃべれないのであまり会話できなかった。 しかし、2人ともこの若さで支店長とはたいしたもんだ。 ひょっとして社長の○○ではないかとちょっとゲスのかんぐり。 料理は全て☆☆☆! チョーおなかいっぱい。 |
2003.11.10
上海
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大都会上海の夜景。高速道路から撮影。 上海の人口は登録しているだけで1200万人だという。 外国人ビジネスマンや地方からやって来た人の数を加えると1400万人以上らしい。 まさに東京を上回る大都市だ。 高層ビルの建築が相次ぎ、半年来なければ景色の変貌に驚くと言う。 |
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仕事と晩飯の合間を縫って無理やり「豫園」へ。 たっぷり1日かけて巡りたい超観光エリアを15分でダッシュ。 |
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かの有名な「湖心亭」。 ショーロンポーの名店「南翔饅頭店」にできた中国人と西欧人の長い行列を横目で見ながら一目散に来た。 時間があれば並びたかったな・・・。 |
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光のオブジェに彩られる園内へと続く道。 浅草 仲見世を思い出させる。 遅い時間のせいもあるが、西欧人よりも地方からやって来た中国人観光客の姿が目立つ。 やっぱ浅草だ。 |
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いかにも観光地らしい風情にどっぷりつかりたい気持ちを仕事がせかしたてる。 小雨の中、まさに一瞬の思い出を瞼に焼き付けた。 |
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「てめー、夜のレポートがねーじゃねーか!」っていうお叱りのメールを頂いたので、少しだけ紹介。 上海には「カラオケ」なる日本人相手のお店がたくさんある。 詳細は、行って確かめてくれ。 また、マッサージ、足裏マッサージ店も多い。 滞在中3回行った。もちろん健全なマッサージ(マジ)。 1時間約900円で、国家資格を持った若いお嬢さんが、「痛ってー」と泣き叫ぶ日本人の姿を楽しむかのようなサービスをしてくれる。 オレが行った店は日本人もいたが中国人が多く利用していた。 でも、カタコトの日本語をしゃべってくれた。 英語をしゃべる娘もいるのでいっそうリラックスできる。 |
2003.11.11
上海
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揚子江! 噂には聞いていたがまさに「海」だ。 天気がよく視界良好だったが対岸なんて見えない。 よ〜く見ると遥か彼方にぼんやりと陸地らしきものが見えた。 しかしそれは中州らしい。 恐るべし・・・。 しっかし汚ったねー水だ。 ホテルの水が臭いのが分かるような気がする。 ただ、この大河が偉大な文明を生み出したことは間違いない。 おんぼろ貨物船が無数に行きかう姿はまさに圧巻。 道路交通マナーはひどいが、水上交通マナーはどうなんだろう? 海難事故しょっちゅうかも知れないな。 |
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仕事が早めに終わったのでホテル近くの公園を散歩。 ウエディングドレス、タキシード姿のカップルと撮影隊を発見。 結婚式場か貸衣装屋さんのコマーシャル用かと思えばさにあらず。 中国では結婚前にアルバムを作るらしい。 日本でも着飾った花嫁さんの写真を撮るけどそんなもんじゃなく、何日もかけて本格的なアルバムを作るんだと言う。 美しい花嫁さんとダンディーな花婿さんに幸あれ。 |
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右の建物が今回宿泊した上海揚子江大酒店。 真ん中が太平洋酒店。 メシは太平洋のほうが美味く、この日は最上階のイタメシ屋で堪能。 1階のバーもなかなか雰囲気良好。 ここも西欧人と日本人が多い。 |
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上海のビルは変な形をしたものが多い。 どのビルもテッペンに何か付いている。 どう見てもおかしいのだが彼らの感覚では普通なのだろう。 そういえば中国伝統建築物にもこんなの付いてるよな。 |
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デパ地下探検。 日本のPET飲料が多く、飲み物売り場は日本にいるかのような錯覚を与える。 made in Japanの烏龍茶は中国人の口にも合うらしい。 日本でタクシーに乗ると、運転手さんはPETや缶飲料を置いているが、中国では自宅で入れてきたと思われる烏龍茶ボトルを持っている。 一般庶民にはまだ浸透していないのだろう。 1本約3元。日本と同じものなのにこの価格差は一体何だ! |
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上海の人はこんな感じのアパートに住んでいる。 高級マンションも数多く建設されているが、そこに住めるのは極限られた人たちで、ほとんどの人はこういう所に住んでいる。 敷地内には怖くて入れなかった。 |
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庶民の胃袋を満たしてくれる食堂。 見るからに不衛生で、ごみを店の前に平気で捨てている。 こんなところで1度食べたいと思ってきたが、ちょっと入る勇気は出ない。 大体、ラーメン1杯2元(約30円)。 この後、歩き疲れた頃に「珈琲館」(日本のやつ)を発見し珈琲を飲んだが、陰干珈琲が40元。日本で飲むより高い! 一般的に生活必需品は安いが、嗜好品はとても高いらしい。 中国では家庭での酒造りが認められているという(通訳談)。 自分で作ったほうが安価で安全だという。 市場にも行ってみたが、閑散としたデパ地下とは大違いで、立錐の余地も無いくらい混雑していた。 そこには、魚介類はもちろん、亀、かえる、蛇、アヒル、鶏が生きたまま売られていた。 アヒル、鶏を売っている場所の外の通りにはむしられた羽が・・・。 |
2003.11.12
上海
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上海でも都心から車で30分ほど走るとこんな光景に遭遇する。 残念ながら人民服を着た人に出会うことはなかったが、我々(オレだけ?)の抱くイメージにピッタリだ。 |
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そうかと思えば、テクノロジーの粋「リニアモーターカー」も走っている。 「よく写真取れたな!」と驚いたと思うが、なんと線路で立ち往生していた。 石原都知事が馬鹿にしていたまさにそのまんま。 でも、この後、復活したらしく、ものすごいスピードで我々の車をぶっちぎって行った。 |
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滞在中、唯一の観光「上海雑技団」! なんと最前列中央の席で見ることができた。 観客は、西欧人がほとんどだが、オレの後ろには名古屋のオバチャン連中が陣取っていた。なんでも上海在住の友達を訪ねてきたらしい。 演技の間中「あ〜っ」という例のオバチャン特有の溜息がひっきりなしに聞こえる。 そうかと思えば、演技中の男の子を見て「見てみて、割れてる〜!」だって。そりゃあんたのダンナとは違うわい。 雑技団みると体操で日本がかなわないのがよ〜く理解できる。 サーカススタイルで素晴らしい技の数々の合間にピエロも登場し、十分に楽しませてくれ、思わず「ねんしょうけい ねんしょうけい アミノしき〜♪」と口ずさみたくなってしまう。 一番気に入ったのは2人組みの軟体動物おねーさん。 1日に20リットル以上、酢を飲んでいるに違いない。 90分間思いっきり堪能して100元! |
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上海最後の夜は果てしなく続いていった。 |
2003.11.13
上海
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いよいよ上海最後の朝。 滞在中あまり天気はすぐれなかったが、多くの例に漏れず最終日はとてもよい天気。 今日は帰国のみの予定なので、朝から街を散歩し名残を惜しむこととした。 |
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やはり気になるのはラーメン屋。 勇気を振り絞って食ってみることとした。 お腹痛くなっても今晩は日本にいるから何とかなるだろう。 このお店に決定。 |
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刀削麺! 分かりにくいかもしれないが、麺を削るオヤジの白衣はむちゃくちゃ汚れてる。 店内も日本では考えられないくらい○○○○・・・。 テーブルの下には食べ物が落ちていたりする。 本当に大丈夫なのだろうか・・・この期に及んで後悔。 |
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で、これがこの店の「刀削麺」 日本でも食ったことないので初体験。 まさに「うまい!」の一言。 見て分かるようにカレー風味なのだが、スープがむちゃくちゃ美味い。麺も最高。 カレーがあまり好きでないオレでも大満足。 これで2元。 もう、上海で思い残すことはない。 |
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朝の町の風景。 |
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大都会とまだまだ貧しい庶民の生活の2面性を持つ上海。 日々顔を変えていくそのスピードは安くて豊富な労働力を背景に日本経済はおろか世界経済をもを脅かす存在になっている。 オリンピックまでかもしれない。 人民元の切り上げもあるだろう。 しかし、眠れる獅子が目覚めたことを我々は強く自覚しなければならない。 初めての中国。初めての上海。 大きな衝撃を受けた8日間だった。 |
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上海空港到着。 再見 上海! |
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